少ないもので、すっきり、暮らしたい。
つねづねそう思っているのに、そうできないのは、なんなのでしょう。
じつは私はこの夏、義父が亡くなるということがあったのですが、その後に遺品の片付けという大仕事がありました。
義父は、定年後畑をすこし借りて野菜を作っていたり、なにかものを作ったり手入れしたりすることが好きで、そのための道具もたくさんありました。
もともと昔気質で捨てたくないうえに、なにかの材料にととってあるものが、木材のきれっぱしや改修していらなくなった風呂桶、古いタンス、ドアやサッシの窓と、ありとあらゆる種類のものでした。
義父はそれらを、使う目的にあわせてきちんとしまっていたようでしたが、年とともに体も動きづらくなり、使うこともなく古びたり、物置からはみ出して雨ざらしになってしまっているものもありました。
それらをどうするか、と考えた末、物置自体ももう古くなってドアの開け閉めも満足にできない、雨漏りのする状態だったので、業者にお任せしてすべて運び去ってもらうことにしました。
もしかしたらまだ使えるものもあるだろうな、という思いもあって、事前に物置の中や道具類をほんの少しだけ、とりわけてはおいたのです。
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