子どものホスピスについて、いぜんにブログでとりあげたことがあるのですが、日本ではどうなっているのだろうと、ふと検索してみると、びっくり、嬉しい状況が報告されていました。
以前のブログの記事は2009年10月末のものでしたが、まだまだ日本ではとおいはなしというような気がして書いたものでした。
けれども、いま現在、日本でも子どものホスピス設立へむけて動き始めている、建設中でさえある、ということを知り、ちょっとびっくりだったのです。
しかも、日本のホスピスは、それは素敵なのです。
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ホスピスというと、病院のような建物をおもい浮かべませんか?
ヘレン・ダグラス・ハウスというのが、世界最初の子どものためのホスピスで、そこはとても素敵なところです。
カントリーハウスのような楽しい保育園のような場所、ひろいお庭があって、なかは明るく色彩豊かで。
イギリスらしい感じがします。
ところが、日本で予定されているホスピスは、どうも様子が違います。
神奈川県大磯に、建設中の子どものホスピスはあります。
まず、江守龍治さんというかたが設計し住んでいた昭和初期の平屋の家があります。おばあちゃんの家みたいです。
自然がいっぱいの森がひろがっています。
ツリーハウスもあります。
じつはこのツリーハウス、小林崇さんというツリーハウスクリエイション代表のかたが作ったもので、やはりブログでもとりあげたことがあったので、これもびっくりでした。
いろいろ施設はあるにしても、田舎という感じの、親しみやすさなのですね。
こちらは、「海のみえる森」というなまえで、一時預かり(ショートステイ、レスパイト)施設として活動を始めつつあるようです。
⇒『海のみえる森』
奈良・東大寺の境内にある宿坊「華厳寮」で、子どものホスピスを行う活動も実験的におこなわれています。
こんなこころみをはじめたのは、東大寺福祉療育病院の副院長富和清隆さん。
お寺の宿坊というところが、お寺本来のお役目を感じさせて、いいですよね。
それから、北海道の自然の中で、難病の子どもたちが遊び、楽しい経験をしようというそらぷちキッズキャンプというのもあります。
⇒そらぷちキッズキャンプ
まだ、いっぱん募集はしてないようですが、2012年には本格的に開園する予定だそうです。
どこも、日本にあるものや場所を生かして、まずやってみようという形でスタートしているのがすごいことですね。
2年後くらいに、本格的に始動し始めたら、どこもいってみたい、重症心身障害児の長男を参加させてみたい、そんなところです。
ただ、日本の現状として、まだまだ国の政策レベルでのはなしにはなっていかないようで、ボランティアや寄付によってまかなわれる部分が大きいようです。
⇒甲斐裕美子どものホスピスは 四畳半一間(バストイレ付)
⇒特定非営利活動法人NPO 生きるちから「VIVACE(ビバーチェ)」
こんなふうに、がんばっていてくださる方がいる、私にできることは、ナンダロウ。
いつもありがと!今日はぴかぴかだ、potiをおねがい!

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