ダイアログ・イン・ザ・ダークのはなしを聞きました。
以前にも、めかくしで行うサッカーの話題などもとりあげていて、興味深い話題の多い朝のラジオでのことです。
番組は、FM東京のクロノス。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク、それは、暗闇の運動会、まっくらやみのエンターテイメント。

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どういうことかというと、参加した人たちは、明るさを完全にさえぎった暗闇のなかで、アテンドにみちびかれながら様々な活動を行います。
ガイダンスも含めてですが約90分間、真の闇のなかで、だれかの声だけをたよりに動きます。
時期によって活動内容は違うようですが、中西哲夫さんの経験したのは、暗闇の運動会。
音にむかっての玉入れ、二人三脚などだそうです。
二人三脚では、誰かわからないけれど他の参加者と二人になり、ふたりの脚をしばり、せーのでおそるおそる進み、さらに橋をわたるという高度な場面も。
ただダイアログ・イン・ザ・ダークは、なにも見えない状態で大変だった、という体験をするというだけのものではないようです。
参加した皆さん、はじめはとまどい、不安で動きのとれない状態のようですが、終わってみると、もっと長くやりたかったという小学生や、ぜひまた参加したいという方、他の方も参加してみてとおすすめ!している方がいっぱい。
こわくて嫌になったり、つらかったり、障害者に案内されるなんてと不満に思ったりという方はほとんどいないんですね。
1回の参加人員は、8人。
それも、5人以上のグループでの参加はできないので、見ず知らずの人といっしょに暗闇に放り込まれるわけです。
男性、女性、年齢などもあまり関係ない、とにかくその場に集まった8人、というアドベンチャーなかんじです。
はじめの不安が、なぜ取り除かれていくのかというと、もちろんはじめはアテンドの声ですね。
このアテンドの方は、視覚障害者で、いわば暗闇でのエキスパートです。
そして、徐々に自分の感覚、普段あまり意識されない触覚や、嗅覚、そして聴覚がとぎすまされていくことによって、暗闇がここちよいと感じるようになるそうです。
もうひとつは、他人との信頼関係。
あったこともない他人ながら、アテンド、そしていっしょに活動するグループの仲間の存在が、とても大きく感じられるそうです。
たった90分間で、自分の感覚がそこまでかわるのがわかる体験というものは、ほかにはないように思います。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、すでに世界25か国、約100もの都市で開催されているのだそうです。
日本では、1999年から活動が始められていますが、政治的なサポートのあるドイツなどとちがって、まだまだこれからというところです。
ドイツのAndreas. Heineckeアンドレアス・ハイネッケさんが発案者だそうですが、不思議なことを考えついたものですね。
でもすばらしい、頭で考えた以上のものではなかったかと思います。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク ハイネッケンインタビュー視覚が存在しなければ偏見など生まれない
すべての人が平等になれる
誰かが身のまわりにいることのありがたさを知るのです
ソバにいる誰かはあなたを助けてくれる人なのです
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