2010.09.04

シーティングとは

 [車いす] ブログ村キーワード



シーティング
、あまりなじみのないことばだと思います。

私も、なんとなくことばは知っていました。
シーティングに関する本も、あるんだなあくらいには思っていました。

シーティングとは、簡単に言うと、車いす上で正しい姿勢をとるための技術のこと

シーティング


重症心身障害児の長男のリハビリで、ちょっと山崎泰広さんの名前を聞く機会があり、シーティングのことも知りたいので、調べてみようと思います。


山崎泰広さん、現在、インターナショナル代表取締役、またシーティング・スペシャリストとして、活躍中です。


日本の福祉介護は遅れていると言われている。しかし、実は遅れているどころか、時には知識の足らない病院や介護する側が障害者を作っている面もある

KICCプロジェクト〜KICCERS 山崎泰広

とおっしゃるのです。


なぜ、そんなことになってしまうのでしょうか。


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山崎泰広さんは、アメリカの高校留学中に怪我をして、下半身麻痺となりました。

リハビリ面での、アメリカの病院のレベルの高さを思い知ります。
短期間で復学でき、その後は大学を卒業してから、日本へ戻られました。

その後の、褥瘡での入院などでも、日本の病院はまだまだだと感じ、なんとかしたい、というところから始まったのです。


欧米では25年以上シーティングの歴史があり、車いすとシーティングを専門とするシーティングスペシャリストと呼ばれる人達がいます。

個々に合わせて採寸し、体の動き、または動かなさにあった車いすをつくります。


車いすは、足の不自由な方、歩きづらい方、病後の方などに、ずいぶん一般的に使われるようになってきましたが、ごく気楽に、誰にも同じ車椅子の利用を勧めているようです。

たとえば病院、各種施設などでも、車いすを誰でも利用できるように用意してあるところが多くなりました。

病院の入り口から病室まで、ちょっとした移動ならば、そういった車いすでもかまわないかもしれません。
また、上半身がしっかりして座位がきちんととれる方や、怪我などで一時的に利用するという方には気楽に利用できるものでよいのかもしれません。

けれども、車いす利用の多い高齢の方、いろいろな病気などで姿勢のとりづらい方、などにとっては、それほど座りやすい椅子というものではないはずです。

病院などで待ち時間の長い場合など、また食事などにも車いすを利用しようという方、どうでしょうか。
普通の椅子のように、座り心地を考えた椅子ではないので、長時間、しかも体が不自由で座り心地が良くなるように体をずらすことができなかったら、どうでしょう。


長時間無理な姿勢で座らなければいけないことによって、体の痛みや、さらには変形などをひきおこし、体になじまない車いすで食事をするなことによって、飲み込みにもむりがかかり、ひいては誤嚥、肺炎をひきおこしたりしてしまうのです。


シーティングがきちんと行われることによって、寝たきりと思われた老人が車いすでの生活ができるようになり、介護者にとっても楽になったということも起こります。


たびたびお話しすることですが、わが家の長男は重症心身障害児です。

身体に重度の障害があると、普通の車いすではとても座ることができずに、あっという間にずり落ちる、転げ落ちるということになってしまうので、それなりの座位保持椅子というものが、リハビリをとおして作られていきます。

長男の座位保持椅子も、リハビリの先生や専門の工房の方が採寸し、変形への対応も考えつつ、動かすことのできる部分は動かしやすいように考慮されています。

はじめから、特殊な椅子が必要とわかっているため、シーティングに関しては恵まれているかもしれませんね。


まだ座位保持椅子をつくれていなかった2歳の頃は、ベビーカーを使っていました。
入院していた静岡てんかん・神経医療センターのリハビリの先生に相談し、体がずり落ちないようにベルトをつける、お尻の座りが良くなるように薄いクッションやタオルで調整する、お尻が前にずれていかないように膝の後ろにあたる部分にスポンジ状のものをはさむ、などをしていただきました。
頭の部分も安定しないので、頭の形に合わせた枕、左右にずり落ちない凹状の枕もつくってくいただきました。
ベルトは、キルトの布で自分で縫い、マジックテープをつけてつくりました。

そのときには、そんな素人がつくったものや簡単な仕掛けでいいの?という思いも、少しありました。
けれども、ベビーカーはもとが簡単な構造なだけに、かえっていろいろなものを付け足しやすく、座った様子もまるで違いました。

しばらくはこのベビーカー改良椅子で、食事もとっていました。

今考えると、こういうことがシーティングの基本だったのだろうと思います。


今はもちろん、座位保持椅子で居心地よく座っていますが、体調などによって、椅子の角度はもちろん、枕の部分の位置を少しかえてみたり、ということもします。


私たちはふつう、自分でなにげなく体をずらしたり、座りなおしたりして、ごく自然に居心地よくしているのだろうと思います。
それができずらい方たちのためのシーティングという技術、ぜひ、みなさんにも興味をもっていただけたらと思います。


下記のような成人・高齢者向けシーティングセミナー及び体験会が開かれます。詳細はアクセスインターナショナルHP
定員20名、事前に申し込みということで、募集締め切りになってしまうかもしれません。

講師: シーティングスペシャリスト 山崎 泰広
対象: 成人障害者、高齢者とご家族、関係者
料金: 無料
場所: アクセスインターナショナル本社研修室 東京都練馬区
日時: 9月11日(土)10:00〜16:00

が、セミナー、福祉用具展、試乗会などは、随時おこなわれているようですので、機会をみつけてみてください。


関連記事☆こちらも読んでね☆
 障害に関する「重症心身障害児の外出」
 ⇒ライフスタイルblog彩top

  
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参考HP『Yamazaki Yasuhiro's HomePage』

参考HP『車椅子・シーティング・コミュニケーションエイド/アクセスインターナショナル』

参考HP『KICCプロジェクト〜KICCERS 山崎泰広』

ブログ♪『座位保持な毎日』

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