2010.03.12

桜を先取りする着物の贅沢



林真理子さん
 桜はよく着物の柄に使われるが、これほどデリケートなものはないだろう。三部咲きの頃から着始めて、満開の前にはぴたっと止やめる。これは、
「満開の桜の花とは競わない」
 という、なんともゆかしい心の現れと聞いて、ますます桜の着物が好きになったことがある。
『「綺麗な人」と言われるようになったのは、四十歳を過ぎてからでした』

と書いていらっしゃいます。


この林真理子さんが、「粋で」「なんておしゃれなんだろう」と思ったという方がいらっしゃるのです。


[着物] ブログ村キーワード


その方は有名料亭のおかみさんで、
「三部咲き、五部咲き、六部咲き、っていういろんな表情の桜の着物を持っていて、毎日着替えるのよ。満開になってからはね、裾まわしにだけ、桜の花びらを散らしてるの。」

だそうです。


着物好きならあこがれる、最高のぜいたくですね。
考えただけで、ため息が出てしまいます。


さいきんは、着物の着かたについてはそれぞれの意見があって、ルールがあるようでもあり、わかりずらいですね。
の着物についても、年間を通じて使えますとおっしゃる呉服屋さんもいます。
なるべく多くのかたに着物を着てもらいたいからと、あまり昔からの常識にとらわれないでもいいということもあるでしょう。
季節限定と考えると、1年に何枚も着物が必要ということになってしまって、ふつうの方にはなかなか手が出せないものになります。


けれども、ほんとうに着物が好きな方は、やはり季節にこだわって着ていらっしゃるのでしょう。


着物に関するサイトには、なるほどという意見が書かれていました。


意匠化された桜は年中着ることができるけれど、写実的な着物は、その季節だけ、ということがあるようです。
の花といっしょに木や枝が描かれていると、これは桜の模様としてではなく、桜そのものとしてみられるので、季節限定のほうがよいそうなのです。


外国人を招いたパーティでは桜のきものは好感をもたれるでしょう。しかし、秋の茶会に桜のきものを着ては場にそぐわないのはお分かりいただけるでしょう。
というのは、全日本きもの研究会きもの結城屋さんです。
なるほどですね。


着物や桜を日本的と思い、好感を持ってくれる外国人のいるような場では、桜は日本の柄として見られるわけですね。
けれども、もともと日本人としての季節感のあるはずの茶会では、桜はふさわしくなくなってしまう、ということです。


では、いつなら桜の着物を着るのにふさわしいのでしょうか。


桜が咲くより少し早めに、というのが一般的な答えですね。
3月なら桜の着物、といったルールがあるわけではなく、自分の目や感覚でたしかめるのが、まず大切なんですね。


東京で桜がさいたとニュースで言ったとしても、北の地方ではまだまだということもありますから。


季節ごとの花や風情を感じることこそがまず先にあって、そのうえでの着物選び、それが日本の伝統だったのでしょう。


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⇒続けて読んでね☆『和を奏でる着物
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参考HP『着物の花鳥風月』

参考HP『きものの柄の季節感』

ブログ♪3月、さくらのコーディネート 『ネコとワインと、そして着物と』



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