2010.02.08

大原照子さん、その潔さ

  
大原照子さん、東京、南青山にある英国骨董おおはらのオーナーをやっていらっしゃいます。
NHKテレビ「きょうの料理」などにも出演された、料理研究家として知っている方もいらっしゃるでしょう。


その大原照子さんの、潔い生き方が好きです。


最近では、『世界一やさしいパン作りの本』『スープ一皿のしあわせ★』なども出されていて、かんたん、手軽につくれる料理のメニューもたくさんあります。


  
★大原照子さんの本、いろいろ



[シンプルライフ] ブログ村キーワード


大原照子さんを知ったのはいつだったか、結婚して、しばらくして義父母と同居して、2世帯分のものの多さに少々うんざりしたころだったでしょうか。


少ないモノでゆたかに暮らす』を読んで、これだ、と思いました。


31歳で料理研究家としての仕事を始め、45歳には仕事をすべて休み英国へ留学。
4年間の留学の後に新築した家と、家にふくまれる物のことを書いたのが、この本です。


住まいにこだわりはあるけれど、シンプルなインテリアで、すっきりさせる。

だからといって、空間を広々とみせるためにあるものすべてを収納できるようなスペースをつくるというわけではない。

ものはできるだけ少なく、けれども無駄な空間はたっぷりと。


そんなことができるのでしょうか。


大原照子さんは、いともかんたんにものを減らし、けして広くない空間で、ゆったりと暮らしていくのです。


まず、とにかく、ものは少なくもつことで、すべてがすっきりします。
台所用品も、お洋服も、家具も、すべて、です。


骨董店オープンにあたって、それまで使っていた撮影用の調理器具、器などを、2トントラック2台分処分したそうです。これは、助手さんたちにわけて使ってもらうことになりました。
これから
自分の使うキッチンにも、なければ困るものだけ1品ずつ置きました。


スパイスは、白コショウ、カレー粉、パプリカ、赤とうがらし、七味唐辛子の五種。

調味料は塩、砂糖、味噌、しょうゆ、酢の五種。

ほかには、マスタードやソースやごまなど、できるだけ少量のものをそろえます。


調理道具も、大鍋一つ、大中小の片手鍋ひとつずつ、プライパン大小、包丁2本、まな板大小、その他の揚げ物用の鍋や土鍋はおきません。


衣服も、スーツケース2個分ていどのもの以上はもちません。
もっていたもので着ない服は、友人、知人にあげたり、フリーマーケとへ出してもらったりします。


こうしてずいぶんすっきりしたはずなのに、大原照子さん、76歳になってまたさらに、家をリフォーム、さらにシンプルにするんですね。


それは、
百歳になっても、おしゃれで、元気で、愉快に暮らせるミニ住宅にしたい


というきもちで始めたことです。
じつは、ある年の買い付けをかねての英国滞在からの帰国途中の空港で、突然歩けなくなってしまうという事態がおこったのです。


それをきっかけに、忙しいことは止めて好きなことだけして暮らすための家をつくるために、サイドのリフォームにふみきりました。


そして、「掃除と整理整頓がしやすく、かつ見て美しい収納に」するために、さらに持ち物を半分にへらしたのです。


最近読んだ雑誌に、大原照子さんの記事がありました。
そのなかに、処分してしまってあとで後悔することも何度もあるのだということが書いてありました。
しまった、と思ったり、ああ残念とあとで思うことがあるのに、それでもものを減らす方を選ぶ。
それは、それでもすっきりしている方が好きだから、という自分のいちばん大事がはっきりしているからできることでしょう。


大原照子さんは、一生たいせつにしましょうと、10年も20年もひとつのものを使い続けるわけでは、決してないのです。
物珍しいものも、おしゃれなものも大好きで、気に入ったものはいろいろ買って試してみたりします。


買ったら、ものは増えるでしょう。
けれども、一つ増えたら、かならずひとつ減らす。
知人にあげるなど、できるだけ次のひとに使ってもらえるように。
それで、もとどおり。
家のなかはすっきりしたままなのです。


英国のフォリー釜のアンティークのティーカップ、古い薪ストーブ、ウェディングリングのキルト、お気に入りの椅子のなかでもとくに好きなトーネットのまげ木の椅子。


こんな素敵なものたちに囲まれて、ゆったり過ごしているのです。


先日、子どもの入院につきそって、1ヶ月ほど病院にいましたが、日々必要なものは、病院の作り付けの棚に入るものだけで十分だなあと、あらためて思いました。

洗濯はコインランドリーで、食事はコンビニなどで済ませていましたから、ふつうに生活するにはまだ必要なものがあるのはたしかです。
けれど、なしですませようと思えば、現代の日本の生活ではじゅうぶんできるのですね。


あまりにもまわりにものが多すぎて、あるのがあたりまえなのものたちを、もういちど考えてみたい。
子どももいて、舅もいて姑もいてのいまの生活では、なかなかじつげんにはほどとおいけれど、大原照子さんの潔さを忘れないで、いつかそんな生活に近づけるようにしよう、と思っています。



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参考HP『英国骨董おおはら』

ブログ♪これなら作れる男のごはん 『ほんだな』

ブログ♪『少ないモノでゆたかに暮らす』 『Citrus Club』

ブログ♪手作り〜♪ 『ほのぼの二人暮らし』

ブログ♪ピーナツバタービスケット 『私のすきなもの』


⇒こちらも読んでライフスタイルblog彩
 ☆『イギリスのささやかで優雅な生活
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