2009.10.22

八百万の神の国

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JAFの冊子ジャフメイトをぱらぱらとみていたら、島根県の特集で出雲が紹介されていました。

『古事記』などからの影響で日本のさまに興味があるところなので、ちょっとじっくり読んでみました。

 10月は神無月。各地でさまがいなくなる月だが、出雲では神在月になる。八百万の様がこの地に集まるのである。


そんなはなしを聞いたことがありますね。
出雲大社には、さまたちの宿泊施設になる社があるそうですよ。
神無月いがいのときは、空の社ということになりますね。

稲佐の浜で八百万のさまをむかえる神迎えの神事を行い、町中を練り歩いてから出雲大社に入っていただきます。

人間も、この時期には、お正月よりおおぜいの方が参拝されるようです。

 加藤智見の本

百鬼夜行というようなことばがあり、この場合の鬼は百ですが、さまは八百万、数が多いということで「やおよろず」、というのではあると思いますが、それにしても多いですよね。

日本にはこのように、たくさんのさまを拝むという習慣が、ふつうにあります。


このようなたくさんのさまをもつのが、多神教といわれますが、日本いがいでは、中国の道教、インドのヒンドゥー教が多神教といわれています。

このほか、エジプトやギリシャ、ローマ、北欧などにも々がたくさんいらっしゃいますが、神話の世界になってしまっているようですね。

加藤智見さんの『世界の宗教が面白いほどわかる本』によれば、日本の々の特徴としてあげられるのは

 第一に、山、川、海、樹木や巨大な岩石、大地、さらには狼や蛇などの動物が崇拝の対象にされてきました。これらをまとめて自然神と分類します。山の神は大山祇神、海の神は綿津見神などと呼ばれ、巨大な力、不思議で神秘的な力を秘めた自然物が信仰の対象にされてきたのです。


 第二に、英雄とか偉人が神として崇拝されてきました。よく知られているように菅原道真は天神さまとして崇拝対象になり、今でも学問の神さまとして有名です。(中略)またこれと関連し、にほんでは祖先を崇拝する傾向が非常に強いのです。


 さらに第三に観念神という部類に分けられる神々が存在します。たとえば創造や生成に働く力を神と感じるところから生み出された神々、たとえば産霊(万物を生み出し成長させる霊妙で神秘な力)の力をもった高皇産霊尊・神皇産霊尊、生殖力の象徴としての伊邪那岐命・伊邪那美命、また腕力の象徴である手力男命などがそうです。


ということです。

なんだか、なんでもありなかんじですね。


第一にあげられている自然は、自然を霊として恐れ敬う、現在では少数民族のあいだだけにのこっているのであろうアニミズムに似ています。

平安時代、流行やまいや天災を祟りとしておそれていたのは、このようなことの現れのようですね。

第二や第三としてあげられている天神さまや伊邪那岐命・伊邪那美命を、現代の私たちが信じているかといえば、そうでもないようです。

○○、○○尊の存在を信じているわけではないのに、神社へは行き、手を合わせる、どうも不思議です。

お墓参りも、します。
受験や縁結びには、さまは大活躍です。


日本人は、無宗教ともいわれ、私自身も宗教は?と聞かれたら答えにつまります。

それでも、キリスト教の大聖堂に入っても、ただの宗教的な建築物とは思わずに敬虔なきもちになり、中国の仏像をまえにしても手をあわせたくなり、現代的なドラマの中でさえお墓にむかって手を合わせて亡き人に報告をする場面が自然にでてくるような日本人は、なかなかいいんじゃないかと思います。

 元々日本人の宗教心には寛大な包容力がありましたし、万物は一体であると感じてきました。だから一寸の虫にも五分の魂があると感じることができたのです。一切の人間にも、動物、植物にも仏性があると考え、木にも水にもコダマやミズタマを感じ、すべてに神性を感じてきました。それぞれのもの、それぞれの立場に繊細な気配りをする精神的伝統があります。



六体のお地蔵さまに雪の日に笠をかぶせてあげるおじいさんのおはなし、『かさじぞう』がありますが、日本人はふつう、ただの石の像に、わざわざ雪がかからないように笠をかぶせるなんて意味ないでしょ、とは思いませんね。


そんなふうに、や仏を感じる心を、なくさずにもっている日本人であってほしいと思います。


八百万のさまたちは、出雲に集って、今年はどんなことをはなしあうのでしょうか。



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関連HP『出雲大社 神迎祭 神在祭』

動画■かさこじぞう

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