2009.10.09

日本人から見たインド

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○○って、おもしろい。興味があるなあと思っていると、やっぱりちゃんと、アンテナにひっかかってくるんですね。

インドっておもしろい、と思って歩いていたので、本屋さんでインド本、みつけました。


インドへの興味がこうじて、インドにすんじゃった、というかたがいます。

冬野花さん。
インド人の頭ん中』の著者です。


この本は、『深夜特急』(沢木耕太郎)、『ガンジス河でバタフライ』(たかのてるこ)、『インドでわしも考えた』(椎名誠)と読んできたインドの本いじょうに、日本インドの違いを感じました。

きっと、『インド人の頭ん中』の冬野花さんは、インドに住んだからでしょう。


いろいろなばめんで、「日本ではついぞ触られたことのない、怒りのボタンを、バンバンおされ」て、「コラッ!!」「な、なにぃ?」「うわ〜!」「コンニャロー!」「マザーク・バス・カローーー!!」(冗談はほどほどに!!)とさけぶ、冬野花さん。


とってもわかりにくい不動産屋をようやくさがしあてて行くと、店番の少年がオーナーに電話し、オーナーは○時に来てくれと言い、その時間に行くと再びオーナーはおらず、30分以上待たされ、ようやくオーナーに条件を伝えて明日来いとか言われ、次に行くと客の顔をみてから大家に電話、さらにいま鍵がないとか、大家と連絡がとれないとか、もう他に決まってしまったとか言われて「ヘトヘトに」なり、

不動産屋さんにくどいほどキッチンのことを言ったのに、キッチンのない家を紹介されて「ズッコケ」、

家探しもままならいけれど、ここらへんは他の国でもありそうな気もします。

インドっぽいなあというのが、50人以上会った不動産屋さんに、教えた電話番号でそれぞれ私用目的の電話をかけられ、友だちになろうとかお茶を飲もうとか、キミはボクに心をひらくべきだとか言われるという?な経験。


インドに住む前に、2度のインドバックパップ旅行も経験し、住んでからそれなりの年数がたっても、「なんでそういうことになるのかね!?百回考えても、それっておかしくない!?」、と、アドレナリン噴火してしまうのですね。


インドは男尊女卑の国で、女性は大事にされないということはないのだけれど、社会的に一人前と認められない、ということがあるようです。
若い女性がひとりで外出なんてもってのほか、だったり、お見合い結婚をして、実家から婚家へ持参金付きでひきわたされ、あとは男の子を生んでくれたらめでたしめでたしというわけで、日本の女性のようなひとりぐらしは、ほぼ許されないようです。

けれども、これは、ひとむかしまえの日本にそっくりじゃないですか。
いまでこそ、恋愛結婚が主流ですが、お見合いが一般的で、家のあととりを産むのが嫁のだいじな務めだったりしたんですよね。
いなかや年のおおきいかたには、まだ、こういう考えがのこっていると思います。


インドでは、野菜や果物、古着屋や植木などの物売りが、街を独特の声で叫びながら流していく、これって、江戸時代ですよね。

江戸の街も、店舗もあるけれど、それよりは魚や野菜を天秤棒のさきにぶらさげて売って歩くのが多いということ、パンクなおしやアイロンかけなど、各種商売も路上で、というのも、なんだか江戸のようだなあと思います。
パンクなおしはなくても、鍋の修理の鋳掛け屋さんや包丁研ぎやさんも、いましたね。

なんだか、インドの、過度に怒ったりせず、なるようになる、ならなければそれも運命と、にやにやしたりしながら、自分と違う価値観はあまり気にせずゆるゆるしているのも、江戸時代のようだと思えてきます。

身分制度も士農工商、あれこれまわりを羨んだりせず、農の人が自分もお侍になろうなどということはめったにないのも、ますます似ている気がします。


現代の日本では、「『約束を破られた」「自分の用事を軽視された」「信じてやったことなのに裏切られた」「言っていたことと違う」など、「信頼を踏みにじられた」とき』に、怒ったり、嘆いたり、悲しんだりします。

けれども、インドでは、日本人にとってのだましたり、ごまかしたり、いいかげんだったり、ちゃんとしないこともあたりまえ。

 インドのような国にいると、日本社会がいかに「信頼・信用」で動いているかが、客観的にわかってくる。それは、「信頼教」という宗教でもあるのか?っていうほどで、「信頼・信用」がすべての前提にあり、太陽や空気並みに当たり前なので、誰も改めてその状態に気づいたりしないのだ。


花さんも、日本に帰って、3分の遅れを気にするバスに、逆にギャップをおぼえたりしています。
日本では、その3分で、次のバスに乗り換えることができなかったり、打ち合わせの時間に遅れたり、相手を待たせて冷や汗をかいたりすることになってしまうのですね。


私も、何冊かインドの本を読んで、インドは自分の常識でははかれないと、ある意味みがまえて読むのだけれど、それでもまだ、びっくりさせられる余地はじゅうぶんにあるのです。

知ればしるほど、ますますインドはわからないかもしれない、けれども、今の日本の方が、インドとも世界ともちがっているのかもしれない、そんなことも考えさせられました。


『インド人の頭ん中』は、2009年3月の発行ですから、情報は、新しいですよ。

もしもインドで暮らしてみたいという方がいらっしゃったら、参考にしてみてください。

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