2009.10.02

八の意味するもの



小田静夫さん『日本人の源流』より

 世界各地に伝わる神話には、このように特定の数字が好んで使用されることが多い。この数字は聖数と呼ばれ、民族によって異なる。たとえばインド・ヨーロッパでは3または9、アメリカインディアンでは4、ツングース語族では5、アイヌでは6、ヘブライ語族では7、そして日本では8だ。



なるほど。

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というわけで、にちなんだもののご紹介をしてみたいと思います。


現在では日本サッカー協会のシンボルマークとして有名な八咫烏

「咫」は長さの単位で、ひともじでは「あた」と読みます。
八は古来、数が大きいことを示すのにも使われたので、八咫でおおきなという意味になります。

日本神話では、神武天皇が熊野国から大和国へはいるときに道案内をしたとされる、3本足の烏とされています。
熊野の神々の使いですね。
また、太陽の化身と考えられたり、賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)の化身とも考えられたりしています。


太陽系の小惑星のひとつで火星と木星の間の軌道を公転しているものに、八咫烏の名をもつものがあるそうです。
発見者の小林隆男さんが命名したものだそうですが、ほかにも、日本神話にかんする名前の小惑星がたくさんありました。
イザナキ、イザナミにはじまって、アマテラス、オオクニヌシ、ほか、ヤマタノオロチなんていうのもあって、おもしろいですね。


ヤマタノオロチといえば、八岐大蛇
八つの頭と八本の尾をもつといわれます。

高天原を追放されたスサノオノミコトが、出雲国でであったのが、アシナヅチとテナヅチの夫婦で、ふたりには人の娘がありました。
八塩折之酒を、つの門のつの桶にいれておくと、八岐大蛇つの頭をそれぞれ桶につっこんで酒をのんだ、というのですから、まさにづくし、ですね。


八つ橋、京都で有名なお菓子ですね。
由来として、伊勢物語のつ橋の橋のかたちにちなんでつくったというものがあります。

在原業平とおもわれる男が、三河の国、八つ橋をとおり、

から衣 きつつなれにし妻しあれば はるばる来ぬる旅をしぞ思ふ

の「かきつばた」のうたをよんだ、という場所です。
名前は有名になったようですが、じっさいにどこのことか、橋がほんとうに八つあったのかどうかは、わかりません。


忍野海という場所が、富士山の麓にあります。
富士山の下からの湧水がわきつづける、神秘的な池です。
ただし、現在は観光地になってしまって、忍野のイメージはこわれてしまっています。
八海は、富士講の人々が富士登山の際に行った八海めぐりからきています。
富士講では、富士登山の際に、富士周辺の霊地をめぐることになっており、特に八海と呼ばれる湖や池沼をめぐり水垢離を行うことが重要な修行とされたそうです。


また古来、日本のことを八島、八洲といういいかたがあって、『古事記』では、本州・九州・四国・淡路・壱岐・対馬・隠岐・佐渡を八つの島としています。

これらの「八」は、じっさいに八つあるかどうかより、八ということばがさきにあって、八個になるようにあてはめた、ということのようですね。

八重咲き、八重桜なども、花弁が八まいとか八重にかさなっているというわけでなく、花弁がおおいことをいっているのですね。


西洋では不吉な数字とされており、八本の足を持つタコなどは悪魔の化身とよばれたりするのだそうですよ。



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