2009.09.29

インドの旅行記あれこれ

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沢木耕太郎さんの『深夜特急』、たかのてるこさんの『ガンジス河でバタフライ』を読んで、すっかりインドという国にひかれています。

けれども、じゃあ私も行ってみたい、ということではなく、おもしろそうな国だから、もう少し知ってみようということなのですが。


図書館で、椎名誠さんの『インドでわしも考えた』をみつけたので、さっそく借りて読むことにしました。

 インドな漫画もたくさん
椎名誠さんによれば、インドという国は
 通説ではインドに行った人というのはそのインド観についてはっきり二つに分かれてしまうのだという。一つは「世界中でインドほど素晴らしい魅力に満ちた国はない。今度また外国へ行く時はインドだ、もう私の前にインドしかない!」というのと「インドほどいやな国はない。もう私は二度とインドには行かない。いや私だけでなく孫子の代までインドには断じて行かせない!」というものだ。

ということらしいのです。

なるほど、イメージとしては、わかります。

沢木耕太郎さん、たかのてるこさんの本を読んでも、ひじょうにインパクトの強い経験を、どう受けとめるか、によって、インドについての好悪がわかれるのだろうなと思います。


はじめてインドにあしをふみいれると、まず、貧富の差、というより、その貧の部分がひじょうに強くせまってくるようです。
物乞い、乞食、路上にいるたくさんの子どもたち。


椎名誠さんの『インドでわしも考えた』では、そこらへんのところは、わりとかるくながしてあります。

沢木耕太郎さんやたかのてるこさんは、ほんとうにひとりであり、予定もない、だから現地の人との交流も密度が高いのですね。
よりいっそう、貧しいひとのようすにショックを受け、どう受けとめていいのかということを考えたりします。


それに対して椎名誠さんのは、仕事という前提があり、の準備をととのえてくれる雑誌社の記者が同行し、カメラマンもいっしょの3人、ということがやはりちがうのでしょう。

宿泊するホテルも決まっており、思いもかけなかったこととはいえ、現地にはインド政府観光局のガイドが派遣され、というでした。


もちろん、そんななかでも椎名誠さんは、インド政府観光局がみせたいと思うものばかりでないものをみるをしているのですが。

そして、目の前で起きていることだけでなく、全体的にひかくてき冷静にインドをとらえているような感じです。

インドは、そういう国なんだなあ、ほかの国の一つひとつと同じように、それなりの印象があるんだなあというかんじで、みているようです。

 そしてまたインドをぐるりと歩いてきて気がついたのは、この国の人々というのは男も女も大人も子供も老人も、そして体の不自由な人々までもが、それぞれの能力に応じて実にまったくクルクルとエネルギッシュによく働いている、ということであった。おれは同じ緯度にあるフィリピンやメキシコ、そしてミクロネシアなどをずっと見てきたのだがこういう暑い国の人々というのはたいていみんなドロンとした眼をして暑さの中にへたばっており、体中で真剣に働いている人などほとんど見なかったのだが、インドだけは違っていた。


そういえば、日本人がいるとわっと寄ってくる、たとえば手足の先のないような子どもたちでも、なんどもアタックしてだめとなればあっさり次の観光客をめがけて集まっていく。
一日中、なんどもなんども。
そして、写真におさまるのは、にこにこと明るくとびきりの笑顔。

病気や怪我なども、あわれさを演出するための道具のようにつかってみせたり、客になるとみればしつこいまでにさそいおしつけようとする、物売りやタクシー、親切をおしうりにしてお金をとろうとする人々など、たくましいといえばこのうえもなく、たくましいのですね。


そういうエネルギーが国中に満ちている、『インドでわしも考えた』のインドは、そういう印象でした。


もうひとつ、たとえば女性は、かならずといってよいほどサリーを着ているのですが、それが、国の文化をたいせつにしている、ということかと思うと、そうばかりではないんですね。

どうも、女性の着るものとしては、サリー以外の衣服をふつうに買うことができない、売っているものも場所もまだ、とても少ないということらしいのです。

これもしかし、ボンベイやデリーなどの大都市では少しずつ様子が違ってきてもいるようなのです。

ちょうど昨日、テレビで、インドでサリーを着る人が少なくなっているというような、繊維会社のCMをみました。


たとえば日本でも、第二次世界大戦前までは着物で生活するのがふつうであたりまえだったんですよね。

それが、たぶん短い期間に、着物を脱ぎ捨てて洋服の生活になった。
おなじ着物といっても、平安時代などの昔をかんがえると形はちがっていますが、それでもずっと、着物の生活だったわけです。

いまではあたりまえのように洋服を着ている、もしかしたらインドにもそんな変化のきざしがあるのかもしれません。


『インドでわしも考えた」は、1983年に『週刊ポスト』に掲載されたのがはじめですから、ちょっと古い時代のはなしなのでしょうか。

いままたどうなっているのか、インドのエネルギーはどこへむかっているのか、インド本にもう少し、はまってみたいと思います。



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