2009.08.26

京都のしまつは、ふだんの暮らしにお金かけへん

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酒井順子さんの『都と京』という本のなかに、東京と京都の気質の違いというようなことがでてきます。

それは、どこにお金をかけるか、どんなことに価値をみいだすかというような、いわばライフスタイルの違いということなのですが。

いわゆる京都人の、しまつがよい、ということですね。


「手間と時間はなんぼでもかけても、ふだんの暮らしにはお金かけへん」
(中略)
ふだんの暮らしにはお金をかけないということは、つまり普段ではない時にはそれなりにお金をかけますよ、ということを意味します。


これが京都人。そして、

東京では普段からハレっぱなし、つまりケのハレ化が進んでいると言うこともできましょう。誰もがブランド物を持ち誰もが高級レストランを予約できるのが、東京。そして、普段からハレ消費をしてしまうために、肝心な時にお金が無くてケチらざるを得なかったりするのが、東京人。



私は、関東でも関西でもないところに住んでいるので、どちらについても客観的になるほどと思います。


京都では、ここ、というハレの舞台では、どーんと派手にということも、あるのかもしれません。
人や地域との距離のとり方なども、京都人どくとくのものがるようなので、そういった生活のなかでのひとつとして、しまつということがあるのでしょう。

ただ、京都の人のしまつ、というのは、お金に関してだけではないようです。

京都のちょっとした料亭では、予約なしでは希望の料理を食べられないこともあるんですね。
なんだか入りにくいの?と思ってしまいますが、経営者や板前さんのがわとしては、捨てるものがなるべく出ないようにということで、材料の準備もお客様の予約にあわせるということがあるそうなんですね。


決して、高いものばかりが生活にとって、豊かなものではなく、自分たちで努力して、そういう無駄な出費を『しまつ』して、自らの生活にゆとりと豊かさを与える。
それが京都の生活スタイルであり、文化ではないでしょか。


着るものにもとくにお金をかけるわけではないけれど、「いかにええもんに見せるか」ということを考える。
食器や身のまわりのものなども、「見立てて生活を豊かに」する。

もともと、安くてもよいというものも、京都には多いのかもしれません。
けれども、安くても安っぽいままで見せない、

そうなんですね。

捨てずに使うとか、安いものですませるというお金をかけない生活、それだけをとりあげれば、ふつうにケチというだけのことですが、それだけではないんですね。


「手間と時間はなんぼでもかけても、ふだんの暮らしにはお金かけへん」ということばは、じつは、大村しげさんの『京のおばんざい』に出てくることばだそうです。

大村しげさん、よく聞いたお名前のような気がして、料理の本をさがしてみましたが、みあたりませんでした。


こんど、大村しげさんの本も読んでみましょう。


ケチでないしまつについて、もう少し考えたいと思います。



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この記事へのコメント
サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
iOAk8iSu
Posted by hikaku at 2009.08.26 15:43
初めまして。
風花さんのブログからまいりました(といっても、あそこではまだコメントしていないんですけどね。なんだか恐れ多くて・・・)。
昔からある言葉には
「大阪の食い倒れ」
「京都の着倒れ」
「神戸の履き倒れ」
なんてのもあるそうです。
これは京都イコール着物のイメージから来ているのでしょうか。
でも、私は京都に人間ですが、街中を着物を着て歩いている人はほとんどいませんけれど。
Posted by たかと at 2009.08.26 18:46
たかとさん、はじめまして。ようこそ、いらっしゃいませ。

京都の方ですか。
最近では、京都も少しずつ変わってきているのでしょうか。
ブログや本をさがしても、京都とつくものはとても多いし、大阪もですが、京都の人は、○○だ、と言われることが多いですよね。

それだけ、(周りから見たらということですが)独特なんですね。
Posted by at 2009.08.26 21:01
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