2009.08.25

命みょうがな噺

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茗荷宿の噺。

あるところに、寂れた宿屋さんがありました。
茗荷屋さんといいます。
なんともぱっとしない宿で、まったく繁盛していない。

ところが、あるときどうしたことか、絹の反物と金三百両という手荷物を宿に預けるようなお客がとまりました。

貧乏にせっぱつまったふたりがとった策はといえば、茗荷ずくしの料理を食べさせて、あずけた手荷物のことを忘れさせようというもの。

さて、茗荷料理をたいらげたお客は、みごと忘れ物をしたのでしょうか?

 
古典落語に、こんなはなしがあります。
ご存じのかたもいらっしゃるでしょう。


この噺、茗荷を食べるともの忘れをするということからきているのですが、ほんとうに茗荷を食べると、もの忘れをするようになるのでしょうか。


じつは、『所さんの目がテン!』では、過去に茗荷ともの忘れの関係を、実験によるデータで検証しています。

茗荷を食べて、記憶力テストを行うという実験では、記憶力テストの点数が悪くなるということはいっさいありませんでした。


やはり、迷信でしょうか。

それにしては、ずいぶん頑固な迷信ですね。

釈迦の弟子に周利槃特(チューラパンタカ、しゅりはんどく、スリバンドク)という人があり、もの忘れがひどく、自分の名前を忘れてしまうために首に名札をかけていましたが、名札をかけたことさえも忘れてしまいます。
とうとう名前を覚えることはできず、けれども悟りの域に達し、十六羅漢の一つになってこの世を去ったのち、墓に見慣れない草が生えておりました。
自分の名を荷物のようにさげていた周利槃特にちなんで、この草に茗荷と名付けた、というはなしも有名なようです。


じつはショウガ科の植物で、香り成分α-ピネン類には、集中力を増す効果があるということもあるそうです。

香り、とくにアロマや植物系の香りには、人間のからだや脳のはたらきに影響をあたえるものがあるようですが、まだまだ研究の段階のようです。


茗荷は、大変古い時代から重要な野菜だったようで、『魏志倭人伝』や平安時代の『和名抄』などにも、「米加」「女加」「妹香」などの名で書かれています。

室町時代の文書にはみょうがとあり、「めが」「めうが」から「みょうが」となっていたようですね。


私の家では、この時期、茗荷がかかせません。

麺類の薬味に、冷や奴のつけあわせに、冷しゃぶにのせて、かつおのたたきにも、と主素材に香りをそえるために登場します。

漬け物もおいしいし、そのままで焼いて焼き肉とともに食べたり、天ぷらなども、おとなの味です。

シソとともに、食欲のすすまない夏をのりきるための、必須、日本のハーブですね。




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関連HP『茗荷の宿』 〜野菜の語り部・チューさんの野菜ワールド

関連HP『 みょうが のレシピ 4,958 品 』 〜クックパッド

関連HP『物忘れする?ミョウガ』 〜知識の宝庫!目がテン!ライブラリー

ブログ♪茗荷の酢の物  『天王星人(−)で、O型♪』


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 ☆『きょうも一汁三菜







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