2009.07.02

本に叩かれた衝撃

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『私の横っ面をはたいた100冊』。

そんなふうに衝撃をうけた、ありますか?

 

知人の読んでいる、芸能人の読んでいる、自分が好きな作家さんの読んでいる、など、気になりますね。

ましてや横っ面をはたかれたとなれば、なおさらです。

「各界の読書人100人が披露する」という100冊を、さっそくみてみました。


100冊のなかで、これ私も読んだ、とかくじつにいえるのは、『手ぶくろを買いに』『あしながおじさん』『不思議の国のアリス』『サマータイム・ブルース』『泉鏡花作品』『鬼平犯科帳』。

     

6冊が多いのか少ないのかわかりませんが、この6冊ので私が、横っ面をはたかれたかといえば、うーん、ちょっと考えます。
好きだったり、おもしろかったりはしたから、読んだという印象は強いのだけれど。


は、読む人によって感じることが違うというのはあたりまえだけれど、100人、100冊あっても、似たような感想をもったということさえないのが、かえってびっくりかもしれません。


これは読んでみたい、と思うようなも、何冊かでてきます。

夢枕獏さんのあげている『二十一世紀精神』(島津秀彦+松岡正剛)。

いろいろ寄せ集めのように読んできた、科学書や宇宙論の良く判らなかった部分が、感覚としてすんなり理解することができたのです。難しい話が、実に楽しく、しかも東洋的叡智の雰囲気を漂わせて頭に入ってくる。この驚きは大変なものでした。



辻桃子さんのあげている白洲正子全集


(前略)日本の伝統の美についてあまねく彼女の卓見が述べられている著作集である。ほんとうに私はいちいち感動して読む。
 だがそれだけなら、国文学者だって文献をひもといて山と書くだろう。彼女はいちいち自分の足で歩いてたずねて調べて、そこの土地で寺で見た物を書く。触れた物を書く。触れあった人間を、かつて生きていた人物を書く。彼女の書いた書物には、彼女に書かれた物と人の息づかいが生々しくつめこまれている。


俳人、黒田杏子さんのあげている『われもまたおくのほそ道』(森敦)

現代を生きたひとりの作家として、芭蕉という作家を、芭蕉の文体構造から解きあかした空前絶後の書である。芭蕉は三百年後にその本質をまるごと解読する森敦という巨人に出会ったのである。



さてそれなら、私が横っ面をはたかれたとは、なんだったんだろう、と、考えます。

考えればいろいろあるような、この一冊、というと難しいのですが、カール・セーガンの『COSMOS』でしょうか。

この時期、どういうことだったのかテレビでも放映され、ビジュアル版もあり、単行も出ていた、宇宙のはじまりから終わりまでという内容のものです。


1977年に打ち上げられた宇宙探査機ボイジャーには、地球外の知的生命によって解読されるかもしれないというメッセージがのせられていました。

金属板のレコードに収められた内容は、波、風、雷、鳥や鯨などの鳴き声など、さらに様々な文化や時代の音楽、55種類の言語のあいさつや、さまざまな画像などです。

この計画をすすめ、メッセージの内容を決定したのが、カール・セーガンを委員長とする委員会でした。


COSMOS』によって私は、進化の不思議、人類というもの、また宇宙という世界のときのながれ、というようなことを知らされたように思います。

私も、日本人も、人も地球だって、たいしたものではない、ということを感じた、はじめの一歩だったのです。



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