トンデモナイというのはトデモナイが変化したものである。
とあります。
「と」は、途中の途の字で、道や道筋を意味することばだそうですから、道からはずれることは、とんでもないこと、ということになりますね。
思いがけないという意味の「飛んだ」からきているという説もあるそうですが、トデモナイが変化したという説が正しいようです。
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とんでもねえ野郎
この「とんでもない」が、「とんでもありません」「とんでもございません」となり、広く使われていますね。
これは、間違いなんだそうですよ。
「ない」の部分を丁寧にしたのだから、ございませんでもいいのでは?と思いますが、そうは問屋がおろさないようです。
「書かない」「行かない」のように、「書く」「行く」という動詞に否定の「ない」がついたばあいは、「書きません」「行きません」が丁寧な言い方です。
「しません(しない)」「遊びません(遊ばない)」「入りません(入らない)」「上りません(上らない)」などですね。
これに、「もう」をつけると、子どものお約束、のようになってしまうのがおかしいです。
「優しくない」「柔らかくない」のように、形容詞・形容動詞に否定の「ない」がついたばあいは、丁寧に言うには「ございません」が続きます。
音便が使われるので、「優しゅうございません」「柔らこうございません」でしょうか。
あまり使わないようですね。
「お茶がない」のように、名詞に助詞プラス「ない」のばあいは、「お茶がございません」。
これは、お断りのときに、「お部屋がございません」「連絡がございません」「おつりがございません」と、使う機会も多いようです。
さて、「とんでもない」ですが、「なさけない」「みっともない」と同じように、ひとつの形容詞としてとらえます。
とんでもなかろう、とんでもなかった、とんでもない、とんでもないとき、とんでもなければ、とんでもなかれ、という活用でしょうか。
とんでもない状態をさして、丁寧に言うと「とんでものうございます」となります。
ここで、もうひとつ、問題があることがわかりました。
「優しい」「柔らかい」「とんでもない」などのことばを、丁寧に言おうとした場合、「ございます」ではいかにも仰々しいですよね。
とくに、文に書くばあいには、「赤い」「白い」「遠い」などに、わざわざ「ございます」をつけることはしません。
それならば、「赤いです」「白いです」「やさしいです」「とんでもないです」としたらよさそうにも思えます。
けれども、どうも小学生の作文のようでもあります。
ほんらいは、「です」は「だ」の丁寧な形です。
「ここが私の家だ」を「ここが私の家です」とは言えます。
「ばらが赤いです」は「ばらが赤いだ」ではないので、正しい使い方ではないそうなのです。
形容詞+「です」は、本来正しくないということなのです。
さすがに、いまでは許させる使い方ではあるようですが、しかたがないから使っているという、あやふやさがあるんですね。
意味や使い方はどんどん変化していく、けれども変化していくのにおいつかない部分もあって、むずかしいんですね。
ややこしいけれど、おもしろい、そんな日本語でした。

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ううっでも途中で訳わからなくなってきたよーう。私だけ ?
おかしいですよねえ。
私も、調べているあいだに、へえ〜、と思うことが多くて、こういうことって学校の文法とかで勉強したのだったっけ、と思いましたよ。
なんだかあやふやなこともお多くて、日本語使う人は好きなように使っていて、形式はあとから考えだされたんだろうなと思います。
いまの、新しいちょっと不思議な日本語も、定着していくものがあるんでしょうねえ。