2009.05.11

いまどきの中学生は?

「お子さんは?」

「ふたり?ひとりっ子だと思っていたけれど、よかったわねえ」

「上はお姉ちゃん?それじゃ、しっかりしているでしょう?」

「えっ、もう23?そろそろねえ。だれかいい人、いるのかしら?」

「下は高校生?大変ねえ」

なにげない会話のつもりで書いてみました。

だれしも、言ったり、言われたりしたことのありそうなことではないですか?


  藤原和博キミが勉強する理由
『人生の教科書[情報編集力をつける国語]』(藤原和博)という本に、「まだ、子どもなんだから」「もう、中学生なんだから」というような

世間的にお決まりのお決まりの意味を付与されてしまっているワードで、水戸黄門の印籠のようなもの。『下がりおろう!この紋所が目に入らぬか!』と、その言葉の前では、みんなが思考停止してしまう魔法の言葉(マジックワード


がある、とうことがあって、おもしろく思いました。


そういえば、『その日本語が毒になる!』(吉村達也)にも同じようなことが出てきました。

結婚式でおばちゃんたちが言うところの、「いまがいちばんいいときよね」とか、「早く赤ちゃんが欲しいわよね」は、「人には人の人生観があることを認めぬ大きなお世話」なことばである、というわけです。


吉村達也さん自身、語学学校の教師に、息子がいると聞いただけで奥さんについての質問をし、「子どもがいるからといって、なぜ私がいまも結婚していると決めつけるのですか」と言われてしまったという、失敗をしています。


お姉ちゃん、ひとりっ子、23歳、高校生、子ども、中学生、結婚、などについて、あるイメージがありますよね。

個人的な経験や、価値観そのほかをこえて、一般的なイメージのほうが先行してしまう、そんなかんじの決まり文句です。


ときに、こういうマジックワードは、脅威になりますね?


たとえば、子どもがなかなかできなくて悩んでいる方には、知らないで言うにしても「お子さんまだなの?」はとてもつらいことばです。


結婚など、とても個人的なことがらのはずなのに、まわりから「まだなの?」と言われたりすることが、とても多いですよね。
ほんにんには、大きなお世話としか思えません。


男だから、女なのに、などというのも、よくあるマジックワードです。


わが家の長男は、重度心身障害児ですが、障害児というのも、とても、あるイメージをもちやすいことばだと思います。


そういうマジックワードによって、ひとくくりにしていまう、相手にも自分のイメージが一般的であるとおしつけてしまうようなことが、きっと自分にもあるかもしれません。


最近読んでいる『深夜特急』(沢木耕太郎)では、そんな固定観念をおおきくゆるがしてくれます。

いろいろな街の、外国に暮らす人の、さまざまな生活は、とても、男や女、世代や結婚している、いない、どんな仕事をしているか、などによってきめられるようなものではありませんでした。



スポンサードリンク


関連HP藤原和博のよのなかnet

動画大沢たかお主演 「劇的紀行深夜特急 熱風アジア編」

ブログORYZA喫茶室 『藤原和博著「人生の教科書 家づくり」 』

ブログBlog@Yui はてな出張所 『[books]藤原和博『世界でいちばん受けたい授業』 』

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
出会い系サービス
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。