2009.04.23

きょうも一汁三菜

   [一汁三菜] ブログ村キーワード

おもしろいまんがをみつけました。

よしながふみさんの、『きのう何食べた?』です。

これはもう、題名そのまま、日々のあれこれとその日に何を食べたか、というよりなにをどう、料理したかというお話です。

その料理内容が、日常的でいてとてもおいしそう、で、徹底して一汁三菜なのです。

  よしながふみあのひととここだけのおしゃべり
一汁三菜、一回の食事内容が、主食と、おかずは三品、汁物を付け、という献立であるという意味はわかりますが、なぜ、おかずは三品なのでしょう?


室町時代ころから明治期にかけて完成されたとされる本膳料理のなかに、一汁三菜の形式があります。

もともと、形式的な日本料理として、ひとり分の料理を膳の上に組むいわゆる「本膳の形式」による料理と、茶道から生まれた趣味的な懐石料理がありました。

本膳料理は、武家の礼法から始まり、儀式的な意味もあったようです。

一汁三菜から、二汁五菜、三汁七菜、三汁十一菜というものまでありました。
奇数のほうが縁起が良いと思われている日本ならではの、一汁三菜なのでしょう。

本膳料理での一汁三菜は、飯、汁、香の物、なます、煮物、焼物で、香の物は三菜のうちにはいりません。

いっぽう懐石料理でも、まずはご飯をどうぞという意味で、ご飯、汁、向こうづけに焼き物や煮ものをつけた一汁三菜を基本とします。


いっぱんに家庭料理一汁三菜を、ということになったのはいつのころからなのか、わかりませんが、バランスの良い食事であることはたしかですね。


さて、『きのう何食べた?』ですが、たとえば、
 
ナスとトマトと豚肉のピリ辛中華風煮込み
 オクラの和え物
 豆腐サラダ

ナスを素揚げして 中まで火を通したら…と
 鍋に油を少し残して みじん切りにしたたまねぎをよく炒める
 そこにしょうがのみじん切りと 
 トウバンジャン 豚の切り落とし肉を入れて…


というぐあいに料理が進行していきます。

できあがりではなく、もちろん食べているところも美味しそうなのですが、料理の過程がおいしそうに見えるんですね。


こだわりもあって、竹の子はご飯に使ったから他のおかずには使いたくない、とか、味噌味のおかずのときは汁物の味付けは味噌以外にしよう、と作っています。

主婦としたらあたりまえ、かもしれないことを、男の人が真剣に考えて、クールな表情で値段と格闘していたりするのが、おもしろいところかもしれません。

でも、さいきんの私は、主婦としてのこの基本も忘れかけていてました。

結婚当初こそはりきって、料理もレパートリーが増えるのが楽しく、一汁三菜でとつくっていたものが、ちょっと忙しいから主菜と副菜で、一品でもバランスよく野菜が入っていればいいよね、とだんだん手をぬくことをおぼえてしまったのでした。


さあ、一汁三菜がんばってつくりましょう、という料理の本や、栄養について書かれた本などでなく、『きのう何食べた?』というこのまんがで、おいしそうな料理、つくりたい、と思ったんですね。

冷蔵庫にあるものを考えて、知っているレシピを思いだして、この材料はあの料理に使えないかと考えて、ジグソーパズルのように材料と調理法をあてはめて。


そうやって、ちょっとだけ気合いをいれた料理は、なんだか楽しくて、同じようなものを作っていてもなんだかおいしく感じられて、ちょっと嬉しいんですねえ。


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