2009.04.10

やさしさときびしさのバランス

スティーブ・ビダルフ著、『子どもを叱らずにすむ方法おしえます』を、読みました。

題名にひかれませんか?

スティーブ・ビドルフの本
に必要な二つの資質」として、「『温かいやさしさ』と『ゆずらない強さ』」をあげています。

そして、まず、子どもというのは、すばらしい授かりものであるということを、知ること。


少子化ということが言われて久しく、環境も社会的にも、子どもを育てることはますます難しいことのように言われています。

だからといって、子どもが生まれた瞬間から問題をかかえているかというと、そんなことはないんですね。

部屋が狭い、お金がかかるという出産前後からの問題から、親の時間をとられる、しょっちゅう風邪をひく、言うことをきかなくてどうしたらいいかわからないという成長期の問題、さらに大きくなれば、いじめ、登校拒否など社会とのかかわりのなかでも問題がおきてきます。

それでも、子どもを産み、育てるというのは、かけがえのない経験です。

そして、子どもが生き生きとしている姿は、いかに愛すべき存在であるか、教えてくれるのです。


「ふだんは忘れてしまう」「子どもがすばらしい授かりものであることを」「病や障害と闘っている子どもを抱える親たち」は、知っているとも、書いてありました。

たしかに、そうなのです。

障害と言われるもをもっていないことの、自由に走り、笑うことの幸せ。

他との比較でなく、できたりできなかったり、がんばったりできることの幸せ。

健常といわれる子どもには、もともとあふれるほどの幸せの種があります。


それをのばしていってやるための、のふたつの資質が、「『温かいやさしさ』と『ゆずらない強さ』」なんですね。

これも、とてもはっきりしたことばで言ってくれていて、わかりやすいです。

子どもを抱きしめましょう」という広報や、褒めるのが大事と書いてある育児書など、最近は「温かいやさしさ」を大切にしましょうと言われることが多いような気がします。

実際の子どもとの生活のなかでは、それだけではすまされない、子どもの自己主張につきあいすぎて振り回されてしまう、ということが多くなってしまうのではないでしょうか。


私のなかでも、ではどうしたらいいのか、と厳しくしてみたり、そればかりではいけないと反省してみたりだったのですが、ふたつのバランスの問題と思えば、とてもわかりやすいのです。


厳しく、でもなく、激しくでもない、としての「ゆずらない強さ」。

の立場として、いっしょに生活していく者として、これはたとえ(愛すべき)子どもであってもやってもらっては困る、ということを伝える、ということなのですね。

それには、相手が自分中心の子どもであるということをふまえたやり方があるよ、ということを、「子どもを叱らずにすむ方法」としておしえてくれているわけです。


わが家では、次男も基本的なしつけというような時期はそろそろ卒業です。

新しい集団のなかで、どんな発見をしてくるか、まずは、「温かいやさしさ」で見守りたいものです。



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関連HP子どもを叱らずにすむ方法おしえます 〜朝日新聞出版

関連HP【教育動向】「親は大切にしてくれる」は4カ国中最下位 〜産経ニュース

ブログオレンジーナ通信『「子どもを叱らずにすむ方法おしえます」』

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