2009.03.05

わたしは詩人

レオ・レオニさんという絵本作家、ご存知ですか?

このかたの『フレデリック』というおはなしがあります。

  

レオ・レオニの絵本がたくさん
フレデリックはのねずみです。

なかまのねずみといっしょに暮らしています。

ある年の冬ちかい頃、みんなは冬の準備をはじめます。

今まで食べ物やあったかいわらを提供してくれていたお百姓さんがひっこしてしまって、のねずみたちは大忙し。

あちこち走り回って、できるかぎりのものをねぐらに運び込んでいます。

そんななか、ひとりだけ働かないのねずみがいる。
フレデリックです。


イソップ物語だったら、フレデリックは、冬のあいだにねぐらから追い出されてしまうでしょうね。
ありに追いだされたきりぎりすのように。


けれども冬、寒い穴のなかで、食べ物もなくなってきた頃、みんなはフレデリックの詩を聞いて、暖かいきもちがいっぱいになります。

フレデリックは、夏の太陽のあたたかさ、花や草のいろ、そしてことばを集めるということを、ひとりでしていたのです。


のねずみのみんなだって、働いているときは、フレデリックに対して少しおこります。
どうして?なにをしているの?と。


追いつめられつつある状況のなかで、わたしはフレデリックを認めることができるでしょうか。

働かざるもの、食うべからず?


もしも、どののねずみもがフレデリックのようであったら、みんな飢え死にか凍え死にしてしまうでしょう。

フレデリックのようなのが好いわけでも、働くのねずみがいいわけでも、ないのです。

どちらも、それぞれいろんな役割があるのが、いい。


そういえば、「みんなちがって、みんないい」ということばがありましたね。
金子みすずさんでしょうか。


わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。

わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。



ちがうことを認められる、おなじでなくてもよしとする、私が子どもを見るときにも、子どもが社会を知っていくときにも、こころにとめておきたいことです。

 

⇒みんなちがってブログ村 障がい児育児
 ⇒みんないいライフスタイルブログ

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
出会い系サービス
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。