2009.03.04

特別な親、特別な子ども

先日、障害児の親は、障害児を育てるためにとくべつに神様からえらばれた存在、ということについてブログで書いた(『神に選ばれた親』)のですが、とても納得できることばをその後、読みました。

それは、いわさきちひろさんの絵本の絵についてのことです。

  いわさきちひろの世界
愛すること、本当に大切なものを守るということは、それをふみにじろうとするものに対して怒り、たたかうことと表裏一体なのだと、この絵を見るたびに思います。


これは、ちひろ美術館副館長の松本由理子さんのことばです。

「この絵」というのは、絵本『戦火のなかの子どもたち』の一枚で、「母さんといっしょにもえていったちいさなぼうや」ということばが添えられています。

この絵のなかのお母さんは、子どもをぎゅっと抱きしめながら、ななめ後ろを振り返っています。

唇をひきむすび、眉根をよせ、睨みつけるようなその、表情。

ところが、抱かれている子どもは、母親にしがみつくでもなく、恐がるようすでもない、かわいらしい愛らしい顔です。
母親に抱かれているからこその、安心した顔なのです。


この絵を見て、私は重度心身障害児の長男が小さかった頃の自分を思いました。

世間に対してみがまえ、子どもを理不尽に扱おうとする人に怒り、闘いながら育てようとしていたころの自分です。


けれどもこれは、子どもが障害児であるとか、戦火のなかであるとかいうことにかかわらず、子どもを守ろうとする親の姿なのだと思いました。

そうやって、たたかいながらも守っていかなければならない、子どもという存在は、やはり、ひとりひとり、一組ずつの親にそれぞれ与えられた、特別な存在なのだと、あらためて思いました。


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この記事へのコメント
初めまして

突然のお願いで申し訳ありません。

もし、良ければ貴ブログを当SNSで御紹介して頂けないでしょうか。

何卒宜しくお願い致します。

http://www.joy-mix.com/illness/

病気SNS illness スタッフ
Posted by illness スタッフ at 2009.03.05 13:55
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