2009.02.23

花はどこへ行った

日曜日の南こうせつさんのラジオ番組に、夏木マリさんがゲストとして登場していました。

夏木マリさんといえば、少し前の僕らの音楽にやはり出演され、倖田來未さんと対談していました。

斎藤ノブさんとフランス婚(籍を入れない)をされたという話題でお話しされていました。

気負ったところがなくて、おしゃれで、夏木マリさんは、さいきん注目の女性です。


その夏木マリさんがうたう「花はどこへいった」が、ラジオからは流れてきました。

 夏木マリの魅力
「当時の悲しい現実を書いた歌です。果てしなく広がる荒野を行くような、兵士やその家族達の思いのようなものををこの曲のトラックで表せたとおもいます」 
(後関好宏 談)⇒Where Have All The Flowers Gone

 
この曲は1960年ころのフォークソングだそうですが、私は知りませんでした。

ただ、「花はどこへいった」という曲名を聞いたとたんにああ、あの曲、と思いだしたのですが、同じことを、南こうせつさんもおっしゃっていました。

それは、フィギュアスケートの選手カタリーナ・ビットさんが、リレハンメルオリンピックで、この曲で演技をしたということなのです。

やはり「花はどこへいった」の演技は、印象にのこるものだったんだと思うと同時にどういう状況でカタリーナ・ビットさんがあの曲をすべっていたかも思いだしました。

2つのオリンピックで「金」メダルを獲得し、いったんは引退した彼女が、1994年のリルハンメルオリンピックに、ブランクの後出場したのです。
ビットが初めて金メダルを獲得した地サラエボが、当時ボスニアの内戦で廃墟と化してしまっていました。

ビット自身、東ドイツという共産主義国家で、監視の対象となるような生活を強いられ、その後ベルリンの壁崩壊、と、国や、政治、争いといったことに強い想いをもっていたのでしょう。


花はどこへいった」は、反戦歌なのです。

もともと反戦歌として作られた曲ではないそうですが、ケサン海軍基地で兵士たちが『花はどこへいった』を歌う様子が放映されて以来、ベトナム戦争と結びつき、反戦のテーマソングになっていったそうです。

花を摘んだ少女が男に嫁いだ

嫁いだ男は兵士になり戦場へ行った

男は死んで墓にはいり、墓は花でおおわれた

という内容なのですが、墓を覆った花はまた、少女に摘まれ、と、戦争が再びくりかえされる愚かさに通じて、反戦歌として有名になったのでしょう。


戦争なんて嬉しくない、というごく普通のきもちを、淡々と、でも力強く歌っているこの曲に、耳をかたむけたいと思います。


ビットの"花はどこへいった"の演技
http://www.youtube.com/watch?v=HReVQnp1GZA
ジャンプとかだけではない、曲を、気持ちを表現したフィギュアスケートです。

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