2008.10.06

原田泰治の自然と友だち列車

原田泰治さんデザインのイラストを描いた列車が走るというニュースを、新聞で読みました。


画家の原田泰治さん、ご存知ですか?

もうずいぶん前になりますが、朝日新聞日曜版に原田泰治さんのが連載されていました。

日本のなつかしい風景を描いたが多く、点で描いたようなこまかいで素朴な感じを出しています。


 原田泰治

これもずいぶん前のことですが、原田泰治さんがテレビでご自分の製作ののようすを詳しくお話しされていたことがありました。

白いキャンバスに、まず、空をいちめんに、キャンバスいっぱいに描くのだそうです。
次に、遠くの山。そのときも、山の色を画面の下までいっぱいに塗るのだそうです。
そうして、畑なら畑の土の色などを塗り、川があるならその上に描き、草があればいっぽん一本描き、花をつけ、というように描いていくのだそうです。

家も、屋根の描いたらその上に、一枚づつ瓦をのせ、板壁ならば板を一枚づつのせるという描き方です。

気がとおくなるような作業ですね。


長野県諏訪市に、原田泰治さんの美術館もあります。

3年ほどまえに訪れたことがあるのですが、そのときは、原田泰治さんの絵をもとにしたパッチワークの作品展をやっていました。

一枚一枚の瓦そのままに布で描いてある作品が多く、これはこれで、すごいなあと思ったものです。


さだおばさん』『とうちゃんのトンネル』と、原田泰治さん作の絵本もあります。

とくに、『とうちゃんのトンネル』は、原田泰治さんご自身のお話です。

小さい頃に小児まひにかかり、今でも車いすを利用されている原田泰治さんが、自然の中でいかにのびのびとしていたか、
また、とうちゃん(原田泰治さんのお父さん)は、家族の生活のためにどれほどがんばって田んぼをつくったか、ということが、しみじみと伝わってきます。


そんな原田泰治さんのデザインした別所線の電車は、蝶やバッタなどの虫や花、ウサギなど、18種類の生き物が描かれています。

車両全体も原田泰治さんのデザインで、白い車両に赤、青、黄色のドア、そして生き物たちと、子どもたちが楽しめそうです。
生き物の配置や色使いなどにも心くばりのみられる、素敵な電車になっていました。

グラフィックデザイナーとしての原田泰治さんのイラストは、とはまた違って、色使いがカラフル、でも、ごてごてした感じも派手な感じもなく、すっきりしています。


地方の鉄道は、通学の時間帯だけは混むけれど、昼間はがら空きで、経営がたいへんということがあるようです。

みなさん、こんな機会に、別所線に乗ってみるのはいかがですか?
⇒上田市役所「別所線に乗ろう!」のページで、原田泰治さんデザインの列車が見られます。
22:14 | Comment(0) | 彩る人々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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