2008.09.21

 どんな習いごとでも、どんな仕事でも、人はいくつもの溝を越えながら歩いていく。溝を越えるためには、一歩ずつ一歩ずつ歩いていくよりしかたがない。しかも溝というのは、とび越える前には、けっしてわからない。でも気がつかないうちにふっととび越えて、あとから、はっと意識するところに、無限の喜びがある。


『八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅』 清川妙



オリンピック中継に関連して、スポーツ選手の話題も多く、スポーツ音痴のわたくしは、ひたすら感心しておりました。

がんばって頑張って、スランプに陥って、でもまたがんばり続けているうちに、ある日気がついたらうまくいくようになっていた、っていうような話、よく聞きますね。

本当に、すごいなあー、と思います。

それこそ、究極の「溝をこえる」だと思います。


我が家の次男が、保育園で年長になった今年から、一輪車を始めました。
もちろん、強制ではありませんが、ひごろから、自分の力を伸ばしていこうということに力を入れているところなので、子どもたちも、自然とやる気になって取り組んでいるようでした。

6月の参観日では、年長児(といってもごく少人数です)が一輪車の練習をしていました。バーに捕まって、というより寄りかかるようにしてヨロヨロ2、3回転ぶん進み、バーから離れたとたんにぱたっと足をつくという状態で、とても乗れるようになるとは思えません。

何回か、乗れるようになったか、誰かお友達で乗れるのか、と聞いてみましたが、誰も、乗れていないようでした。

夏、子どもたちは水遊びのまっさかり。

とても一輪車など練習していないようだし、いったいどうなっているんだろう、例年の様子だと、きっと運動会に披露するんだろうに、大丈夫かな?と思っていました。


ところが、9月のある日、一輪車は?と聞くと、「のれるようになったよ」の答えにびっくり。

しかも、全員乗れるらしいのです。

えー!いつのまにーー?!

子どもにとっては、大事件でもなく、いつのまにか乗れたくらいの感じらしく、親のほうが、すごいすごいと連発してしまいました。


夏はやっていなかった一輪車の練習。
6月に見たときは、まるで乗れそうでなかった。

それでも、6月7月のころにまいにち頑張っていた成果が、ぱっとあらわれたんですね。

子どもは、溝があるなんていうことも感じないうちに、楽々クリアーしていくんですね。
子どもの力ってすごいなと、あらためて思いました。


さて、わたしには、「溝を越え」ながら一歩ずつすすみ、喜びを得ることのできるようなことがあるでしょうか?

子どもの世話?パッチワーク?
いまはブログを書くことかもしれません。


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